グラース動物病院 芹澤 佑一郎 院長代理 | ドクターズインタビュー

メニュー
街の頼れる獣医たち vol.052
グラース動物病院芹澤 佑一郎 院長代理
1,425 views
東京メトロ丸ノ内線・JR中央荻窪駅南口から徒歩7分。車の往来が多い環状八号線沿いにある、イヌとネコのシルエットでデコレーションされている建物が、グラース動物病院のウェルネスセンターだ。同院に足を踏み入れると、右側の部屋では小型犬がトリミング中で、左側の部屋では別の小型犬がトレッドミルを使ったトレーニングを受けている最中。看護師と小型犬によるジムの様子を見守っている院長代理の芹澤佑一郎先生によると、動物病院で提供するジムとリハビリは、ペットの年齢や健康状態に配慮したメニューを考案・実施できることがメリットだという。ペットの健康寿命と同院の「ウェルネス」への取り組みについて、芹澤先生に話を伺った。(取材日 2021年6月24日)

ペットがより健康に長生きできるかは、飼い主さんの「意識」次第です

― ペットの健康寿命を延ばすための取り組みに注力されていると伺いました。

ペットの健康寿命の定義は実はまだ定まっておらず、当院では「介護の必要がない状態で生活できる期間」と考えました。足腰の筋肉や関節が弱くなると、ペットが自分の意志で立ったり歩いたり、トイレでの排尿や排便が難しくなります。そのまま寝たきりになるのも珍しいことではありません。また、太り過ぎが原因で生活習慣病になったり、デンタルケア不足で歯周病を起こしたりするケースもよくあります。ペットの寿命が延びたのに合わせて、自分の意志で動けて、飼い主さんと楽しく健康に過ごせる期間をより長くできるように、当院では医療的な面でのサポートとケアの充実に努めています。

― ペットの健康寿命を延ばすためにできることを教えてください。

筋力を落とさないことと、適正体重の維持です。若い頃の元気に動く姿を見て「うちの子は大丈夫」と思っていたら、シニア犬になってから動きがゆっくりになって、立ったり歩いたりするのが難しくなった……と、ご相談に来られる飼い主さんも増えてきました。ワンちゃんによっては犬種特有の疾患対策も必要です。ですから、老後や病気になった時のことを考え、ワンちゃんが若いうちからできることをコツコツ積み重ねるのが重要なのです。この4〜5年でペットの健康診断やジムに対する認知度は上がったと実感しています。しかし、まだ完全に浸透したとはいえません。そのため、まずはペットの健康について考える機会を設けることが、ペットの健康寿命を延ばす第一歩だと考えています。

― グラース動物病院では、オリジナルフードも開発されているのですね。

ウェルネスライフと予防医療の考えをもとに、国産材料、無添加、食べやすさと健康面に配慮したフードを作りました。ドライタイプのフード9種類とおやつ2種類があり、おやつは猫ちゃんにもあげられます。処方食とは異なりますが、「この子の状態なら、こういうフードもおすすめですよ」と飼い主さんにご提案していますね。また、必要に応じてサプリメントをご案内することもありますよ。

12
「シニアだから」「病気だから」で諦めない。ウェルネスの追求。

グラース動物病院

場所
東京都杉並区荻窪5丁目4−9 MAP
電話
03-3220-2717
診察動物
イヌ ネコ
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 東洋医学 けが・その他

新着インタビュー

MORE