ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センター 松原 且季 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れる獣医が教える治療法 vol.053

猫の消化器型リンパ腫の治療、外科手術と抗がん剤治療
腫瘍・がん
猫の消化器型リンパ腫の治療、外科手術と抗がん剤治療
ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センター
松原 且季 院長
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池尻大橋駅、三軒茶屋駅から徒歩10分の「ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センター」は2021年11月にリニューアルした病院だ。ガラス張りにグレーを基調とした建物には、神経外科や抗がん剤治療など専門的な医療を提供する体制が整っている。「犬猫にもエキゾチックアニマルにも高度医療を提供したい」と話す松原且季院長は、腫瘍が専門で、動物種を問わず数多くのリンパ腫の治療を行ってきた。悪性腫瘍であるリンパ腫は発生場所や悪性度、細胞の種類によっても症状や治療法が異なり、確定診断を行うことが重要だ。松原院長に、近年増えているという猫の消化器型リンパ腫の抗がん剤治療や外科治療について伺った。(取材日 2021年11月17日)

犬猫のリンパ腫は確定診断が重要。細胞の種類によっても治療方法が異なる

― 病院を移転されたのですね。

2021年11月に移転し、「ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センター」として再出発しました。入口を2つに分け、犬専用と猫・エキゾチック専用の受付、待合室、診察室があります。わんちゃんの声にストレスを感じる動物もいるので、その子たちが安心して診療を受けられる環境にしました。
また高度医療を提供できるように、大型犬用のICUや陽圧手術室を設けました。陽圧室は外部からの空気の流入を防ぎ、感染症のリスクを大幅に軽減するので、整形外科や脳神経外科、体内に医療器具を入れるインプラント手術をより安全に行うことができるようになりました。

― ヴァンケット動物病院の特徴を教えてください。

予約制での診療と、エキゾチックアニマルにも犬猫と同じレベルの診療を行っていることが特徴です。どのような症状でも確定診断をして適切な治療をすることを目指しています。適切な治療を行うためには、飼い主様とお話する時間がとても大切です。その時間をしっかりと確保するため、また具合が悪い子を院内で長時間待たせないために予約制で診療をしています。
私自身は腫瘍科と心臓病、腎臓病などの高齢期疾患の治療に力を入れています。特に腫瘍は、犬猫だけではなくハムスターやフェレットなどのエキゾチックアニマルでも多い疾患です。動物種によっては治療法が確立していない分野でもあるので、学会発表などを通じて情報発信することで獣医療の発展に貢献したいですね。

― 犬猫のリンパ腫はどのような病気でしょうか?

リンパ腫はひとつの病気ではなく、疾患群、病気のグループを指す言葉です。体内のリンパ球という白血球の一種が腫瘍になり、身体のさまざまな部位で発生します。発生部位や細胞の種類、悪性度により症状も治療法も異なるので、正しく診断することが重要です。
犬では脇や顎の下などのリンパ節が腫れる多中心型リンパ腫、猫では消化器型リンパ腫が多く見られます。ほかにも、胸腔や鼻腔、皮膚などで発生することもあります。猫の消化器型リンパ腫は、炎症性腸疾患や誤食とも症状が似ていますが、予後が悪いため注意が必要です。

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猫の消化器型リンパ腫の治療、外科手術と抗がん剤治療

ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センター

場所
東京都世田谷区三宿1丁目3−23 クラールハイト三宿Ⅰ MAP
電話
03-5787-5947
診察動物
イヌ ネコ ウサギ ハムスター フェレット モルモット リス 鳥 両生類 爬虫類 魚
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 東洋医学 けが・その他 軟部外科

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