福島中央どうぶつクリニック 桑原 拓磨 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れる獣医が教える治療法 vol.045

犬と猫の尿管結石(尿管閉塞)に対する治療〜外科手術を中心に〜
腎・泌尿器系疾患
犬と猫の尿管結石(尿管閉塞)に対する治療〜外科手術を中心に〜
福島中央どうぶつクリニック
桑原 拓磨 院長
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尿管結石は手術で治療できる。動物のQOLに配慮した術式を提案します

― どのように手術方法を決めるのでしょうか?

石の位置だけではなく、左右の腎機能バランス、細菌感染の有無、年齢、腎結石の有無、麻酔リスクなど多くのことを加味して決定します。腎臓の機能は、腎臓の大きさや拡張具合などから推測し、腎瘻チューブを挿入して推定する事もあります。
当院では、インプラントを用いない切開術と新吻合術を優先して手術を実施しています。しかし、高カリウム血症など麻酔リスクが非常に高い場合や腎結石が多数存在する場合、比較的若い症例の場合などにはバイパス手術が第一選択となります。

― 手術前後で気を付けていることはありますか?

術前術後は内科管理が大切です。たとえば、術後の点滴は、術前の体が脱水状態だったのか、浮腫だったのかによって細かな調整を行います。術後は閉塞解除後利尿と呼ばれる、尿が大量に出る現象が起こるのですが、術前の状態を把握せずに排出された尿量分だけ点滴を行っても適量ではないのです。
入院中は感染予防やペインコントロールを行い、多尿が治まり食欲が戻れば退院します。退院までの日数は閉塞による後遺症の残り方によって異なり、早い子では3、4日、長い子では1週間程度です。SUBシステムを適用した子や慢性的な腎臓病がある子では、メンテナンスや治療のために定期的な通院が必要になります。

― 桑原先生は東京の総合病院で働かれていたそうですね。

福島で開院する前に、5年間ほどMRI・CT併設の総合病院で軟部組織外科を担当していました。腫瘍外科や泌尿器外科、肝胆膵外科、胸部外科などが専門ですが、椎間板ヘルニアなどの神経系疾患も得意です。一次診療病院に勤めていたころは、「経験を積めば手術がうまくなる」と思っていました。今は少し考え方が変わり、「外科には、たゆまぬ勉強・綿密な準備・経験・理論的でクイックな思考が求められる」というのが持論です。症例に合わせて最適な治療を提案できるように、自分もまだまだ鍛錬が必要だと感じています。現状維持ではなく、変わっていかないといけない。常に知識をアップデートして経験を積み、最善を提供するよう精進を続けます。

ドクターからのメッセージ桑原 拓磨 院長

「尿管結石は治療が難しい」と言われることもありますが、治療方法はあります。急性腎障害では、尿管結石による尿管閉塞や腎盂腎炎、糸球体腎炎、中毒などの可能性もあり、正確な診断が重要です。綿密に検査を行い、細かい状況判断に基づきトータルで診断します。頻尿や血尿、排泄困難などありましたら気軽にご相談ください。

犬と猫の尿管結石(尿管閉塞)に対する治療〜外科手術を中心に〜
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犬と猫の尿管結石(尿管閉塞)に対する治療〜外科手術を中心に〜

福島中央どうぶつクリニック

場所
福島県福島市宮下町17−18 エスポワール1階 MAP
電話
024-573-4801
診察動物
イヌ ネコ
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 東洋医学 けが・その他 軟部外科

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