津田 卓二院長 日野どうぶつ病院 | ドクターズインタビュー

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頼れる獣医が教える治療法 vol.024

犬と猫の包括的な歯科治療の実践
歯と口腔系疾患
犬と猫の包括的な歯科治療の実践
日野どうぶつ病院
津田 卓二院長
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犬は歯周病。猫は吸収病巣に注意。口臭や頬の腫れが見られたら早めの受診が大切

―日野どうぶつ病院ではどのような相談が多いですか?

「歯が抜けた」「口臭が気になる」「頬が腫れて膿が出てきた」など飼い主さんが前から気にされていた症状のご相談が多いですね。病気としては、犬では歯周病、猫では吸収病巣がよく見られます。
歯周病は、トイプードルやダックス、チワワなど顎に対して歯が大きい小型犬で非常によく見られます。吸収病巣は猫ではとても多い疾患で、歯肉の腫れが見られ、破歯細胞に歯が吸収される病気です。頭やあごをなでられるのを避けるようになった、顎をガクガクと動かすチャタリングをするようになった、という場合は痛みを抱えていることが多いです。

―津田先生が診察の際に意識されていることはありますか?

飼い主さんは「どのような治療をするのだろう」と不安に思われているので、事前に治療内容を理解していただけるように心掛けています。どのような処置をするかを具体的にイメージできるよう、その犬猫の症状に似ている症例の治療前後の写真もお見せして、複数の治療方法をご提案しています。飼い主さんが納得をされていないのに勝手に抜歯をしてしまったら取り返しがつきません。麻酔をかける前に、抜歯をする可能性があるかどうかや具体的な治療内容をすべてお伝えしてから、治療を実施しています。

―家庭でのケアについて教えてください。

自宅では、短時間で構いませんので毎日歯磨きをする習慣をつけると良いですね。誰か1人だけが歯磨きを担当するのではなく、ご家族みんなで取り組むと良いでしょう。最初は自宅で歯磨きをさせてくれない子もいますので、来院時に一緒に歯磨きも行っています。病院では適度に緊張しているからか、おとなしく歯磨きをさせてくれる子も多いのです。

ドクターからのメッセージ津田 卓二院長

歯が悪いからといって、いきなり麻酔をかけて処置をすることはありませんので、まずは話だけでも聞きにきてもらえればと思います。歯科処置後には、飼い主さんから「高齢になって活発さがなくなってきていたが、食欲が増えてよく遊ぶようになった」「怒りっぽかった猫が甘えてくるようになった」などのお話もお聞きします。口の問題は治療をしないと良くならないケースが非常に多いです。ペット自身が口に痛みや違和感を覚えていても我慢することが多いため、飼い主さんが気づきにくいものです。痛みを訴えていると感じたら、それは相当痛い可能性があります。少しでもおかしいと思ったらその時にご相談ください。

犬と猫の包括的な歯科治療の実践
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犬と猫の包括的な歯科治療の実践

日野どうぶつ病院

場所
岐阜県岐阜市日野南7丁目6−13 MAP
電話
058-249-6090
診察動物
イヌ ネコ
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 けが・その他

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