堀江 崇文院長 堀江 有美先生 堀江動物病院 | ドクターズインタビュー

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街の頼れる獣医たち vol.006
堀江動物病院堀江 崇文院長 堀江 有美先生
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迷える飼い主が気軽に相談し、要望に応えられるホームドクターになりたい

―診察で大事にしていることは何ですか?

崇文先生:動物は犬と猫に絞っています。手広くやるとどうしても浅くなりがちだと思っております。皮膚科、泌尿器科、予防関連など、ジャンルはさまざまです。何でも屋さんみたいですが、最先端の獣医療を学ぶのはもちろんですが、ホームドクターならではの「深さ」を追いかけていきたいと思っています。そこで大事になるのは、飼い主様とのコミュニケーションだと思います。飼い主様が治療で何を望まれているのかをできるだけ詳しく把握しないといけません。痛みを緩和してほしいのか、最先端の治療がご希望なのか。費用も通院も最小限にしたいと考える飼い主様もいます。コミュニケーションを積み上げ、本当の意味で納得する獣医療を提供したいと思っております。

―西洋医学やトリミングなど病院の特徴が多いですが、他にも院内の特徴はありますか。

崇文先生:待合室を大きく設計しています。大型犬の子もきますし、診察をお待たせしてしまうこともありますので、少しでもストレスを感じないようにと思い作りました。また外の待合室やドッグランもあります。狭いところでじっとしていると待っている間に嫌になってしまいますからね。
開院時にはなかった機械も少しずつ増やしています。最近では内視鏡やホルモンの測定機器も導入しました。消化器疾患では外から見ただけでは原因がわからずお腹の中を見ることで原因がわかることも多いです。内視鏡を使用する際は全身麻酔をしなければいけませんが、開腹手術をしなくて検査ができます。ホルモンを測定する機械も以前は外注に出し検査結果が返ってくるまでに2、3日かかっていたものが数十分で結果がわかるようになりました。アジソン病など緊急性の高いホルモン性疾患にも迅速に対応ができますし、なにより当日のうちに診療方針が決められますので、飼い主様の来院や心労のご負担が減らせたことが嬉しいです。

―最近ではペットの病気についてもネットで情報が入る時代ですが、飼い主様に変化はありますか?

崇文先生:最近はいろんなネットサイトに情報があふれていまして、みなさん勉強されています。「この症状とこの症状があるからこの病気だと思います。薬を飲んだらこんな副作用があるらしいけど大丈夫ですか」と尋ねてこられます。解決法が見いだせないままで情報を抱えると、袋小路にはまって、心に悩みばかり抱えてしまっているのですね。そうなると苦しむだけでどうにもできません。そうした飼い主様の心を解きほぐしてあげるのも、私たち獣医師の仕事のひとつです。

―ケアするのはペットだけではなく、むしろ飼い主さんでもあると。

崇文先生:そうですね。リスクや副作用がない治療は存在しませんし、すべての治療がうまくいくとも思いません。ですので、それぞれの治療での期待値、効果とリスクのお話しをします。ふつう、胆嚢疾患で管が詰まってしまったら手術しかありませんし、骨折しても手術しかありません。でも、飼い主様の希望は手術ではないかもしれない。15歳を超えていたら、寿命はあと1年くらいかもしれませんし。正解と言われている治療を押し付けるのではなく、ペットは何が辛いのか、一緒に何ができるか、を考えていきたいと思っております。

―先生のペットに対する愛情がよくわかりました。最後に読者の方へメッセージをお願いします。

崇文先生:すべての飼い主様にお願いしたいのは、なんでも相談できるかかりつけのホームドクターを見つけてほしいんです。ペットにどうなってほしいか、またご自身にはどんな事情があるのか、すべて打ち明けた上で、その話を基に治療計画を組み立てていくことができるドクターをみつけてほしいです。自分で調べすぎて答えが出せなくて精神的に悩まれたり、納得するまで病院をいくつも渡り歩かれたりする方も多いですが、その時間はペットにとっては状況を悪化させる可能性もあります。困ったときは、私たち獣医師をうまく使ってほしいなと思います。

―有美先生もお願いします。

有美先生:ペットに東洋医学を適用するということ自体、あまり知られてはいないことかもしれません。東洋医学の考え方は自然治癒力を高め、体を本来の姿に戻すこと。さらに病気を予防することです。私たちの役目はペットの健康維持です。最期をみとるまで、家族が一緒にいられるようにお手伝いしたい。だから「病気になったから」ではなく、「健康に過ごさせてあげたい」という飼い主さまも、ぜひ相談においでください。

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東洋医学と西洋医学のコラボ、夫婦で一緒にホームドクター

堀江動物病院

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