新井 勇人院長 港北どうぶつ病院 | ドクターズインタビュー

メニュー
街の頼れる獣医たち vol.004
港北どうぶつ病院新井 勇人院長
2,406 views
整然と区画された広く美しい街並みに巨大なショッピングモールが林立する横浜市の港北ニュータウン。その中心にセンター南駅はある。今、駅の近くにできたばかりの小さな動物病院が大きな話題を集めている。「港北どうぶつ病院」は市内最大、全国でも有数の規模を誇る夜間救急病院で長く院長として活躍した新井勇人先生が満を持して設立した動物病院だ。院長先生の経歴から救急医療に特化した専門病院かと思いきや、目指しているのは街のホームドクターだという。しかし「他と同じが大嫌い」という院長先生が次々と繰り出す仰天の発想や試みは他の病院とは一味も二味も異なる印象だ。一聴すると奇をてらうようなアイデアも、実は何よりも動物とオーナーの目線に立っていることに驚嘆させられる。そんな院長先生のこだわりについてじっくりとお話を伺った。(取材日 2016年11月24日)

動物病院業界の常識を疑いそれに挑む。ロックスピリット溢れる動物病院!?

―まず、港北どうぶつ病院の特徴を教えて下さい。

動物病院業界の既成概念や暗黙の了解みたいなものをぶっ壊そうと挑戦している病院です。
「ぶっ壊す」なんていうとロックな感じで、突飛な病院を想像されてしまうかもしれませんが、そういう病院ではありませんよ。待合室に一歩入って頂ければ感じてもらえたと思いますが。

―そうですね。清潔で落ち着いた空間で、決してロックなテイストは感じませんでした(笑)

別に奇抜なことをやりたいわけではないのです。この業界にいて、そんなことが当たり前にまかり通っているっておかしくないか?と私が感じたことを一つずつ変える作業をしているだけです。
例えば、待合室を例に挙げると、動物病院なんて待合室は狭くて、少しくらい汚れて臭いのはしょうがないでしょ?という動物病院側の甘えを私は許せません。だから充分なスペースを確保し、絶対に臭くない、クレンリネスの行き届いた快適な空間を造ることに異常な程気を遣っています。

―なるほど。他にも病院の姿勢や意識の面でも色々と挑戦していると伺いましたが?

最近の動物病院は「いつでも遊びに来て下さい」みたいな気軽なイメージ造りがトレンドになっていますが、あれも私は首をかしげてしまいます。動物病院側の視点で言えば、これからは予防医療が重視される時代で、それには来院回数を増やしてもらうことが欠かせません。だから気軽に来院できるイメージ造りという発想はわからなくないのですが、そういう気安い姿勢は意識の低下、医療の質の低下に繋がりますし、オーナーの視点に立ってみると「用もないのに病院になんて遊びに行くわけないじゃないか」って私なら思ってしまいます。病院というのは予防にせよ治療にせよ、なんらか病気に関わる動物を連れていく場所ですよね?「気軽に遊びに行く場所」ではなくて「行かなくていいのなら行きたくない場所」ではないですか?そしてだからこそ、そこに連れて来られた動物と不安を抱えてわざわざ来院されたオーナーに対して最良の対応で迎える必要があるというのが当院のスタンスです。
また、医療はサービス業じゃないんだから接客に重きを置くことは邪道というような考えがいまだ根強いですが、これも当院が挑んでいることの一つです。私に言わせれば、むしろ生命に向き合う真剣な現場だからこそ、スタッフの身だしなみやホスピタリティにもサービス業以上の最大限のものを提供しなければなりません。私は常々スタッフに言っているのですが、リッツ・カールトンやフォーシーズンズ、帝国ホテルなどに匹敵するホスピタリティをオーナーに提供したいと考えています。

―ロックとはむしろ真逆な感じですね。

結果的にはそうかもしれません。病院とホテルリゾートでは色々と性質が違うことはわかっていますし、まだまだ大きな差がありますが、親切さや気遣いの度合いとして目指すべきはそのレベルであり、意識して近づく努力をしなければ、その距離が縮まることはないですからね。

既成概念をぶっ壊せ!その先にある最良の動物病院を目指して

港北どうぶつ病院

場所
神奈川県横浜市都筑区 大棚町3004−1 MAP
電話
045-620-5550
診察動物
イヌ ネコ ウサギ ハムスター フェレット
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 けが・その他

新着インタビュー

MORE