三笠 直也院長 ダクタリ動物病院八尾 | ドクターズインタビュー

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街の頼れる獣医たち vol.003
ダクタリ動物病院八尾三笠 直也院長
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大型医療機関との連携プレーで大切なペットの命を救う

―現在、ダクタリ動物病院八尾ではどのような機材や設備を利用していますか?

飼い主さんに実際のCR画像を見てもらいながら病気の説明ができるよう、診療室にパネル式モニターを設置しました。また手術室では、米倉涼子さん主演の医療ドラマ『ドクター.X』でも利用されているLEDライトやCOVIDENの電気メス、シーリングなどを使っています。
シーリングというのは、血管縫合の際に糸を使わずに血管を接着できる画期的な機具で、これを導入してから手術時間がぐんと短縮できるようになりました。手術時間が短いとペットのからだの負担も小さくなりますし、体内に糸を残さずに手術できるのもより安全だと言えます。他には動物用患部焼灼装置という機器があり、皮膚や口の中に出来た腫瘍に専用の針を刺して装置を起動すると、患部のみを熱で焼きとることができます。麻酔ができない高齢のペットの手術の際に重宝しています。

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―設備が色々と整っていますが、ダクタリ動物病院八尾ですべての手術が可能なのですか?

いいえ。残念ながら全ての手術・治療ができるわけではありません。CT・MRIなどの精密医療機器が必要になるガンや脳腫瘍などは、ダクタリ動物病院関西医療センターや近畿動物医療研修センターを紹介し、治療や手術を引き継いでもらうようにしています。椎間板ヘルニアやてんかんなどでもご紹介することがあります。
できない手術を無責任に請け負うことほど悪いことはありません。ペットの状態や症状を見て、個人病院の手に負えないと判断したときは、謙虚にそれを認めて治療可能な病院に引き継ぐことが肝心です。私が患者さんにご紹介する施設は高度な医療機器や設備・スタッフがすべて揃った医療機関です。また、それだけではなく、日々のお付き合いの中で感じる先生方のお人柄や獣医師としての実力も申し分ありませんから、安心して患者さんを任せられます。

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―地元のホームドクターの役割と大型病院の役割の違いはどのような点ですか?

八尾の地域に根付いた地元の獣医の役割として重要なのは、まずは不調の原因をきちんと見極めることです。発見が早ければ多くの病気は完治する可能性が高まります。ですので、患者であるペットと真剣に向き合っても、なかなかはっきりとした診断が下せない場合は、先ほどお話しに出た施設に検査や診断をゆだねるようにしています。
タイミングとしては、3日以内に診断を下せなければ、さらなる検査を早急に依頼します。自分のエゴや固執で患者の病気の発見を遅らせてはならないのです。病気の発見と治療が遅れるとペットが一番苦しむことになります。

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―先生のペットに対する愛情がよくわかりました。最後に読者の方へメッセージをお願いします。

獣医として20年以上の経験を積んできましたが、いつも強く感じるのは、病気はなってしまってから治すものではなく、予防して早期に発見するのが一番だということです。日々の忙しい生活の中で、ペットのケアを思うように行うことは難しいかもしれません。しかし、ただ触れ合って、注意して様子を見てあげるだけでも、ペットの異変に気づいてあげられる可能性は高まります。ぜひ、大切なペットの命と幸せを守るために、もっともっと触れ合う時間を増やしてあげてください。なにか不安なことがあれば、気軽にいつでも病院にお越しください。または、私の大好きな甲子園でお会いしましょう(笑)

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ペットの幸せと健康を見守り続ける八尾のホームドクター

ダクタリ動物病院八尾

場所
大阪府八尾市北久宝寺1丁目2−3 MAP
電話
072-928-6706
診察動物
イヌ ネコ

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