ペットのため学び続ける、皮膚とエイジングケアのスペシャリスト
長年信頼を寄せられている皮膚科系疾患の治療に加え、ペットのエイジングケアにも力を入れています。
- 北川犬猫病院 東京都板橋区南常盤台
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- 後藤 慎史 院長
目次
健康に暮らすための飼い方指導や予防医療、動物への負担が少ない治療に力を入れています。技術を高めるのはもちろんですが、専門性が高いだけではなく、心に届く病院になりたいと考えています。2020年、2021年には、動物たちにも飼い主様にも安心して楽しく過ごせる場所になるように、ペットホテル専用棟やドッグランを新設しました。ドッグランでは「ふれあい動物園」など、地域の方を招いたイベントも開催しています。ペットを飼っている方が気軽に相談できて、ペットを飼っていない方にも親しんでもらえる病院を目指しています。
診療においては、外科や腫瘍科にも力を入れています。スタッフ皆で大事にしているのは「診断力をつける」こと。ジェネラリストとして、どんな症状の子であっても適切な診断と治療を目指しています。
飼い主様とよく対話することです。こちらが一方的に話すことがないように、「動物の状況」と「飼い主様が望むこと」を特にしっかりとお聞きします。また、本やイラストを使い、わかりやすい説明をすることを心がけています。飼い主様が病気を理解することで、不安が解消されますし、家庭での対処の仕方も分かり、より早く異常を発見することもできるでしょう。それは動物にとっても最善の治療となります。
また、選択肢は1つではありません。最新の知見を含めた複数の治療方法を提案し、飼い主様が一番良いと思った方法を選べるようにしています。
食欲不振や子宮の病気、歯の病気の子が多く来ています。ウサギの口腔内の診察は麻酔を用いることが多いですが、当院では特殊な開口器を使ってなるべく麻酔をかけずに行っています。
また、ウサギは食餌が原因の病気も多いため、ライフステージや特性に合わせた食餌療法の指導にも力を入れています。たとえばペレットやドライフルーツ中心に与えると、歯の嚙み合わせが悪くなってしまいます。ウサギ専用ショップで厳選した、歯にも消化器にも良く嗜好性が高い牧草の取り扱いも始めました。食餌やグルーミングなど、なんでもご相談ください。
ただでさえ飼い主様がいなくて不安な上に、ご家庭にない動物の臭いや鳴き声がしては、さらに怖くなってしまう子もいるでしょう。少しでも動物たちがリラックスして過ごせるように、動物種ごとに完全別室のホテルにしました。ネコちゃんはホテル棟の2階で上下運動ができる部屋、ウサギさんは3階で不思議の国のアリスをイメージした部屋、ほかの小動物さんは3階の別室です。ワンちゃんは今まで通り病院の一室ですが、お預かり中はドッグランでの散歩も可能です。
ホテルの子の運動や手術後のリハビリ、しつけ教室などで活用していますが、飼い主様への貸し切りレンタルも開始します。ドッグランで病気をもらうことのないように、予防をしている子限定です。今後は「トイプーの会」「大型犬の会」など犬種を限定したイベントや、アジリティ(犬と飼い主で行う障害物競争)の開催も検討しています。
動物病院は、ペットが病気になったときに治療するだけの場所ではありません。安心して運動できる場所、人と動物が交流する場所、新しい家族を待つ動物のいる場所。獣医師だからこそ提供できる「安心」がありますし、動物病院じゃないとできないこともまだまだあると思います。人とペットとの生活をトータルでサポートする、そんな病院を目指しています。
そのためにも、飼い主様やスタッフとのコミュニケーションを大切にしています。普段の雰囲気と親しみやすさを感じてもらえるようFacebookやInstagramでいろいろな写真を載せていますので、ご覧いただけると幸いです。
当院では、健康医療と予防医療を大切にしています。正しい飼育環境を知ることで防げる病気も多くあります。それでも病気になってしまった時は、今後どうしていきたいのか、ご希望をお聞かせください。飼い主様と相談しながら適切な治療を提供します。
病気ではないときにも気軽に来られる病院、人と動物がともに幸せに暮らしていける環境作りを目指し、地域とともに歩んでいきたいと思います。
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長年信頼を寄せられている皮膚科系疾患の治療に加え、ペットのエイジングケアにも力を入れています。
飼い主様だけでなく、地域の獣医師からも紹介先として頼りにされる、外科治療専門の動物病院です。
発症後の致死率は9割を超える猫伝染性腹膜炎(FIP)。豊富な治療実績を基に、難病から愛猫を救います。