玉原 智史院長 ひろ中央動物病院 | ドクターズインタビュー

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街の頼れる獣医たち vol.039
ひろ中央動物病院玉原 智史院長
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内科のスペシャリストが行う総合診療。糖尿病では負担の少ない検査を実施

―総合診療ではどのような診察を行いますか?

総合診療は、確定診断を最短経路で行う診療です。動物をちゃんと診て、その症状に対して疑われる病気を考えて鑑別をします。外科は設備の有無により治療できる内容が決まりますが、総合診療科は「人で決まる」と言っても過言ではありません。獣医がどのように考え、診断をして、候補となる病気の中から鑑別していくか、それによって治療が決まるのです。当院は内科治療に強みを持っていますが、整形外科の手術などで他院をご紹介することもあります。総合診療科として、どの病院でどういった治療を受けるのがベストであるかを考えて、適切な提案をさせていただきます。

―具体的な例を教えてください。

たとえば多飲多尿で来院された場合、腎不全や子宮蓄膿症、クッシング症候群など、罹患率が高く、すぐに治療が必要となる病気から鑑別をしていきます。鑑別診断で除外していった結果、心因性多飲と呼ばれるストレスに起因する病気であると判明する場合もあります。
他には元気・食欲の低下、下痢などのご相談も多く、皮膚の悩みではノミやダニ、疥癬などの寄生虫が原因のケースも見受けられます。マダニからヒトに感染するSFTSなどの人獣共通感染症もありますので、予防の啓蒙にも注力していきたいですね。

―糖尿病の治療で新しい取り組みをしていると聞きました。

「フリースタイルリブレ」という、体に装着して使用する血糖値測定機器を取り入れています。装着するセンサーは、直径35ミリと小さく動物も気にしない大きさです。装着後2週間、データを取り続けて、それをパソコンやスマートフォンと連携してご家族から送信してもらい、インスリン投与量を調整します。従来は毎日の採血がご家族にも動物にも大きな負担となり、また病院で検査を受けるストレスから正しい血糖値が測れないこともありましたが、この機器でそれらの問題を解決できました。今後も良いものは積極的に取り入れていきます。

―病院や玉原院長ご自身が目指していることを教えてください。

なにかお困りのことがあったときに最初の窓口として来院していただける病院を目指しています。また私自身は大学での経験を活かして後輩育成にも携わっていきたいですね。総合診療科医として、内科・外科を問わない幅広い知識をもち、病気の鑑別とご家族への説明ができる、そんな人材を育てることが理想です。診察はもちろん、それ以外でも幅広くご家族や獣医療に貢献していけるよう取り組んでまいります。

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家族の不安を解消する総合診療。大学病院の経験で地域に貢献

ひろ中央動物病院

場所
広島県呉市広三芦1丁目2−9 MAP
電話
0823-75-2222
診察動物
イヌ ネコ
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患

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