猫のおしっこが出ない時は病院へ。特発性膀胱炎の原因と治療方法
ストレスにも関連して発症する、猫の特発性膀胱炎。緊急性が高いケースもあり、速やかな受診が大切です。
- 志津しらい動物病院 千葉県佐倉市
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- 白井 顕治 院長
内科系の治療から手術、セカンドオピニオンまで幅広い医療を提供しています。高度医療施設における二次診療の経験を活かし、難易度の高い手術にも対応。検査・診断・手術・入院まで、全て院内で完結することが可能です。セカンドオピニオンでは病気をきちんと理解していただいてから、オーナー様と共に治療方針を組み立てています。できるだけ多くの選択肢を提示し、オーナー様の価値観を尊重して一緒に考える。その過程を丁寧に行い、チームで治療に取り組むことも当院の特長です。「街の大学病院」を目指し、どんな病気でもできることはすべて行う心づもりで治療にあたっています。
“クレア”とは、「創る」を意味するフランス語です。ペット、オーナー様、そして私たち。この三者が互いに敬意をもち、みんなで治療を創り上げていきたいという想いを込めています。
治療においてもっとも重要なのは、オーナー様がペットの体の中で起きていることを理解し、治療の選択肢を知ることです。セカンドオピニオンで来院される方の多くが抱える「本当にこの治療法でいいの?」という不安は、病気を理解し、獣医と一緒に最適解を選ぶ過程をきちんと経る(=創る)ことでほぼ解消されるでしょう。私は日々のセカンドオピニオンを通して、それを実感しています。
ワクチン接種から高度な手術まで患者さんは幅広いですが、セカンドオピニオンを提供していることから、腫瘍など重症のケースが少なくありません。供血犬の存在を知って、輸血を求めて遠方から来院されるオーナー様も多いですね。
供血犬がいると業務の負担が増えてしまうため、動物病院では一般的に敬遠されがちです。確かに大変なこともありますが、輸血で助かる命をなんとか救いたいと考え、開業間もない頃から供血犬を育てています。
避妊手術から歯科、骨折、内視鏡、胆嚢や肝臓、泌尿器など、多様な手術を行っております。手術は傷口をなるべく小さくし負担が少なくなるよう努め、手術の痛みを軽減するために鎮痛剤は必要に応じてしっかりと使用し、麻酔薬は個別の状況に合わせて選択します。さらに術後はICUで酸素濃度と温度を管理します。万一の取り違えに備えて犬舎に名札を設置、投薬や処置内容は管理表で可視化、夜間は院内カメラで数時間おきに状態をチェックするなど、入院中の体制も万全です。また、できる限りお見せできる形にすることで安心を届けたいという想いから、入院中の記録をお渡ししています。
心臓への負担を極力軽減するために麻酔や薬の選択を慎重に行い、術後はICUで細心の注意を払って管理します。“お困りの方をお助けする”というのが私たちの考える医療です。どのような状況でも、治療をお断りすることはしたくありません。
一方で、救えない命があることも現実です。当院では安楽死も含めてオーナー様の価値観を尊重します。その子にとってベストな方法を一緒に考えることは、オーナー様の心の置き所を作るためにも重要になります。命を救えなかったときに残された人間の心を癒せるかどうかは、そのプロセスのあり方で大きく変わるからです。
ある重症の子の治療で、一緒に方針を立てて治療に取り組みましたが、残念ながら亡くなってしまいました。その数カ月後、オーナー様が「新しい子を迎えました」といってワクチン接種に来てくださったのです。心を整理され、ペットロスになることなく前進されている姿に、思わず涙が出そうになり、「本当によかった」と心からホッとしました。
私はこれまで数多くの症例を経験し、知見を深めてきました。特にセカンドオピニオンは、豊富な経験と知識が問われ、短時間で的確な判断が求められます。オーナー様の価値観を大切にしながら、個々に適した治療に全力を尽くすことはもちろん、それを通してオーナー様の心の安定を探していきたいと思っています。我々のチームは、治療への情熱は誰にも負けないつもりです。治療法で迷っている方や先が見えずに不安を抱えている方は、一度お話を聞かせてください。私たちと一緒にベストな方法を考えましょう。
クレア動物病院
ストレスにも関連して発症する、猫の特発性膀胱炎。緊急性が高いケースもあり、速やかな受診が大切です。
飼い主様の大切なペットを“治療する喜び”が原動力、様々な内視鏡を駆使し正確な診断と治療を目指します。
高度な獣医療を町の動物病院で受けられるよう専門医がチームを組み、多くの選択肢を提供します。