一般的には待合室を分けるべきと推奨されていますが、狭い日本ではほぼ実現されていません。当院では待合室だけでなく、診察室と入院スペースも分かれています。犬を怖がる猫のストレスを軽減するためです。また逆に、犬専用の待合室があることで、大型犬の飼い主さんにもとても喜ばれています。多くの動物病院では、他の飼い主さんに迷惑をかけたくない一心で、中に入らず外で待たれたりするものです。当院にはボルゾイ、シェパード、バーニーズなどの大型犬もいらっしゃいますので、犬専用のスペースは全てかなり広めにしております。犬も猫も飼い主さんも通いやすい空間が実現できていると思います。
フェリウェイというスプレーとリキッドを使用しています。フェリウェイは、猫同士が「ここは安全な場所だ」ということを伝えるために出すフェロモンを抽出したものです。この効果なのか、一般的な動物病院に比べると、待合室や診察室で猫が暴れたり逃げ出したりすることが非常に少ないですね。単純に、静かで、犬の匂いのしない診察環境が功を奏しているようにも感じます。
病気そのものを治すだけでなく、飼い主さんと動物の幸せを実現することを重視しています。正しいことと幸せにすることは違う場合もあるので、頭でっかちにならないように気をつけて、一方的に押し付けない対応を心がけています。そのためには飼い主さんの事情や背景を考慮しなくてはいけない場合もあります。私は動物好きですが、人好きでもあります。自分の大切なわんちゃんだったら、猫ちゃんだったら、と考える癖をつけるようにしています。また、開業後も勉強会や外部の難しい手術に積極的に参加しており、新しい知識の吸収や技術向上は一生続けるべきものと考えております。
はる動物病院
見落とさないための丁寧な診察。院長常駐で夜間診療にも対応している、清潔感あふれる動物病院です。
超音波は痛みのないリアルタイムの体内が分かる検査。診療の可視化で飼い主と三位一体の治療につなげます。
治療可能な病気はすべて治してあげたい。予防から内視鏡手術まで対応するホームドクターです。