嘔吐、下痢、皮膚疾患などのよくある症状に加えて、骨折、関節の病気で来院する子の割合が当院は多いかもしれません。今は肥満のペットも多く、体重管理が難しい場合は月1で体重を計りに来る子もいますね。体重管理は、関節への負担を考えると整形外科の観点では非常に重要です。本当にダイエットさせようと思うと一人では心が折れてしまう飼い主様もおられるので、スタッフが一緒にサポートをしています。
私の専門は整形外科・神経系ですが、循環器や画像診断、小動物・エキゾチックアニマルの先生もいます。一般的な知識に加えて、各自が掘り下げて専門知識を研鑽し情報共有しています。必要な場合には大学病院も紹介しますし、逆に他院からのご紹介で外科手術をすることもあります。薬でコントロールできない水頭症の子にドレーンを入れて水を抜く手術なども行っています。必要があれば連携施設でCTを撮り、画像診断の先生と相談しながら、飼い主様には術前、術中、術後まできちんとご説明して手術を進められるようにしています。
慢性疾患で毎日のように通院して、通院が生活の一部になっている方もおり、飼い主様もペットも頑張ってくれていると感じることが多々あります。たとえ経過がこう着状態でも、飼い主様のほうが「先生と話して元気になった」と言ってくださることもあり、こちらが励まされます。
また、以前の勤務先で診ていた子が再び当院に来てくれると嬉しいですね。小さい頃から知っていてシニアになり、そんな子を見ると感慨深いです。長期間経過を診ることができるのは大学病院ではなかなか経験できない、開業の醍醐味ですね。
ペットの病気・健康への不安というのは誰しもあるかと思います。日常的な不安だけでなく、病気、怪我などによる突発的な心配などもあるのではないでしょうか。初期対応が肝心な場合もありますので、悩んでモヤモヤするよりも、不安を取り除くためにちょっとしたことでもご相談いただければと思います。当院もできるだけ満足いただけるよう、常にそれを目指して頑張りたいと思っています。
横浜青葉どうぶつ病院
見落とさないための丁寧な診察。院長常駐で夜間診療にも対応している、清潔感あふれる動物病院です。
超音波は痛みのないリアルタイムの体内が分かる検査。診療の可視化で飼い主と三位一体の治療につなげます。
治療可能な病気はすべて治してあげたい。予防から内視鏡手術まで対応するホームドクターです。