ペットショップから健康な子を選ぶ際には、犬でも小鳥でもまず抱っこをしてみて、「見た目よりずっしりと重みのある子」を探してください。お尻を見ることも大切です。お尻が汚れている子は消化吸収がうまくいっていない証拠です。
またペットを迎えたら早めに動物病院にいらしてください。ペットショップでも飼い方や買い揃えた方が良い物など教えてくれると思いますが、動物病院では「病気にならない飼い方」をお伝えできます。例えば小鳥では病気の予防として発情を抑制することは大切なことですが、ショップでよく売られているストラップは発情を促進させることもあるので付けない方が良いのです。信頼できる動物病院で飼い方を相談していただくのが良いでしょう。
小鳥を持つ時は、手全体で背中側から包み込むようにして、小指でお尻の穴、しっぽの付け根を軽く押さえ、薬指を添えて体を支えるだけで、ほとんどの子が動かなくなります。上3本の指は力を入れずに輪を作り、親指で耳付近を軽く抑えると体が完全に固定されます。手の平と鳥の背中の間に隙間があるように優しく包んでください。大きめの鳥や手が小さい方はタオルを使うのもおすすめです。胸を圧迫することなく持てるので、小鳥も飼い主さんのことを信頼して暴れなくなります。小鳥を迎えた後の診療ではこのようなことをお伝えしていますが、来院されていないご家族にも伝えるために、動画を撮影してご家庭で活用いただくのも良いですね。
10年20年と付き合っていける、ご自分にあった動物病院を見つけてください。大きい病院と小さい病院とでは、できることも異なりますし、飼い主さんが病院に何を求めるかによって、どちらの病院が合っているかも変わってきます。当院は小さい病院ではありますが、飼い主さんとペットとコミュニケーションをとり、複数の治療の選択肢を提示して、飼い主さんに選択してもらうことを大切にしています。病気にならない飼い方を提供し、より良いペットライフを楽しむお手伝いをしたいと思っております。
かるがも動物病院
見落とさないための丁寧な診察。院長常駐で夜間診療にも対応している、清潔感あふれる動物病院です。
超音波は痛みのないリアルタイムの体内が分かる検査。診療の可視化で飼い主と三位一体の治療につなげます。
治療可能な病気はすべて治してあげたい。予防から内視鏡手術まで対応するホームドクターです。