ペットのため学び続ける、皮膚とエイジングケアのスペシャリスト
長年信頼を寄せられている皮膚科系疾患の治療に加え、ペットのエイジングケアにも力を入れています。
- 北川犬猫病院 東京都板橋区南常盤台
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- 後藤 慎史 院長
目次
「動物の外科専門病院」というと馴染みがないかもしれませんが、「手術を要するような病気や怪我を専門に扱っている」と考えてください。具体的には骨折や脱臼などの整形外科疾患、ヘルニアなどの脊椎・脊髄疾患、腫瘍性の疾患など、外科疾患を全般的に対応しております。飼い主様が直接来院するケースもありますが、半数以上は動物病院様からのご紹介です。
私自身は日本獣医麻酔外科学会の外科専門医レジデント研修課程を修了し、同学会に認定された「日本小動物外科専門医」です。愛知県内では私が初めての取得で、この資格を得ている獣医師は日本国内でも20名ほどです(2024年6月現在)。また、私と当院に勤務する獣医師の1人は日本獣医がん学会獣医腫瘍科認定医Ⅱ種の認定を得ており、その知識と技術を活かしながら治療に当たっています。
動物病院様からのご紹介は、当院へ電話でお申込みいただくほか、ホームページに載せているメール、LINE、FAXでの申請も可能です。また緊急の場合はお電話をくだされば、詳しいデータは後ほどでも構いません。獣医師の先生方はお忙しいので、できるだけ手間のかからない方法でご連絡をいただければと思っています。そのあとは予約日を設定するため、飼い主様から直接ご連絡をお願いしています。苦しんでいるワンちゃんやネコちゃんを少しでも早く診察したいという思いと、ご紹介にともなう獣医師の先生方の負担を少しでも減らすため、予約日の設定は飼い主様と直接やり取りしています。
膝蓋骨内方脱臼や前十字靭帯断裂など、整形外科的な症例が多いですね。原因は大きな事故での怪我に限らず、ドッグランを走っている時や高いところから降りる時など、普段の生活でも起こり得ます。また、ペットも高齢になると腫瘍性の病気が増えてきますので、そうした症例のご紹介もあります。CT検査機器も完備していますので、手術の計画、術前検査をしっかりと行い、麻酔リスクを把握したうえで手術を実施しています。さらに、当院では手術後のリハビリにも力を入れており、スムーズな運動機能の回復を手厚くサポートしています。
何よりも「対応の早さ」ではないでしょうか。「大きな病院を紹介されたが、予約は数週間先になってしまった」というケースは時折耳にしますが、前述の通り当院では、少しでも早く診察するためのフローや、緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。状況によっては、動物病院様からご連絡をいただいたその日のうちに診察することも可能です。
また、外科に特化していることにより、ご要望に応じたきめ細かな診察と治療を行えるのはもちろん、研修医時代に培った内科や画像読影などの知識・経験から、総合的に症例を診て判断する事ができるのも強みと言えますね。
最新の論文に目を通したり、学会やセミナーに参加したりと、日々研鑽を積み、情報のアップデートは欠かさないようにしています。また、麻酔やリハビリなど各分野の専門の先生をお招きし、当院の医師を対象とした勉強会も定期的に開催しています。
そのモチベーションになっているのは、やはり飼い主様からいただく感謝の言葉です。以前、あるペットが治療の甲斐なく亡くなってしまったのですが、助からなかったにもかかわらず飼い主様から「ありがとうございました」という言葉を頂戴しました。結果は残念でしたが、「我々の精一杯の努力が伝わっていたのだな」と胸が熱くなったことを覚えています。こうした経験を重ねつつ、飼い主様からも動物病院様からも信頼していただけるような病院でありたいですね。
獣医師の先生に対しては「小動物外科専門医を取得した獣医師が責任を持って対応いたします。CTなどの設備も充実させていますので、是非ともお任せください」とお伝えしたいです。また、飼い主様も「外科の症状ではないかも……」と遠慮することなく、心配ごとがあればお気軽にご相談ください。診察の結果、当院の専門外だった場合でも、信頼できる機関を紹介させていただきます。
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長年信頼を寄せられている皮膚科系疾患の治療に加え、ペットのエイジングケアにも力を入れています。
飼い主様だけでなく、地域の獣医師からも紹介先として頼りにされる、外科治療専門の動物病院です。
発症後の致死率は9割を超える猫伝染性腹膜炎(FIP)。豊富な治療実績を基に、難病から愛猫を救います。