木と土のにおい、陽の光。動物に優しく自然に近い動物病院
犬猫別の入口、専用待合室と診療室を備えつつ、森の中のような環境でお待ちしています。往診も対応します。
- 緑の森どうぶつ病院 豊岡病院 北海道旭川市
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- 榎土 慶 先生
- 曽我部 由希子 先生
目次
ケアやトリミング、高度医療まですべて行う「オールインワンの病院」であることが最大の特徴です。動物は病気の進行が早いので、病気の早期発見・早期治療に努めています。トリミングやワクチン接種で来た元気な子には全身チェックを行い、病気で来た子には最大限の治療を提案する体制を整えています。「この設備がないから治療ができない」ということが嫌なので、機械や器具は高性能なものをそろえています。
診療において大切にしているのは、飼い主様と一緒に治療をしていくこと。動物にとって一番の「お医者さん」は、飼い主様です。診察や検査はもちろん、ご希望があれば手術にも立ち会ってもらっています。
来院理由に関わらず、爪や肛門腺も必ず確認します。下痢が主訴だとしても、顔からしっぽの先まで見逃しがないように全身を診て、爪が伸びていれば切りますし、眼に異常が見つかれば飼い主様に相談します。
トリミングの際に皮膚病や心臓病が見つかることもありますね。当院のトリマーは看護師としても働いている優秀なスタッフなので、なにか異常や違和感があれば獣医師にすぐに共有されます。スタッフ全員が「全身を診る」ことを心がけ、病気の早期発見に努めています。
当院の基本理念である「飼い主様と一緒に治療をする」ことです。私たちは治療内容を決めることはできますが、それだけでは病気は良くなりません。動物医療では一回の治療で治ることは少なく、多くの場合は複数回の通院や自宅でのケアが必要です。お家で薬を飲ませて通院する。それをしてもらうことが治療のカギです。だからこそ、治療方法や予後、通院頻度や費用などのコストもしっかりと飼い主様に説明してご理解いただけるように努めています。
開院当初に私が決めた「飼い主様と一緒に治療をしていく」以外の3つの理念は、スタッフ皆で話しあって決めました。それは「チーム医療を大切にする」「飼い主様や動物たちにとって安心できる場にする」「獣医療の発展に努める」というものです。この思いはスタッフ全員が持っています。
2021年に「外科・CTセンター」を新設しました。壁などの素材は、実はウイルスが付着しにくい素材でできています。新たに導入したCT装置は、体内の腫瘍や血管の病気の発見、骨折の治療などで活躍。エコーや麻酔機、シーリング機器(体内に縫合糸を残さずに手術できる器具)も最新のものを導入しました。
高齢だったり状態が悪かったりで手術が難しい子であっても、幅広い治療を提案できるように設備と人員を整えています。手術は不安なこともあるかと思いますが、なんでもご相談ください。
はい、当院ではハード面(設備)だけではなくソフト面(スタッフのスキル)の充実にも力を入れています。CTや麻酔機がどれだけ良い機械であっても、それを扱うスタッフの質が高くなければ思うような治療はできません。たとえばCTの場合、狙った部位を写すためには機械の操作に習熟する必要がありますし、その画像を見て病気があるかどうかを読み取るためには、画像診断の知識が求められます。
閉鎖的な環境ではスキルアップが難しいので、大学病院や二次診療施設の先生にも来ていただいています。現在行っている専門診療は、皮膚科、循環器科、外科です。また、スタッフ同士で実施している検討会では、来院した子が現在どのような治療をしているか、今後どういった治療が良いか、といった内容を共有するなど、病院全体でチームとして診察することを重視しています。
「もりかわ動物病院に来てよかった」と安心してもらえる場でありたいと思っています。向上心のあるスタッフに支えてもらいながら、より良い病院となるよう模索し、診療面だけではなくホスピタリティ面でも質の高いサービスを提供できるよう励んでいます。動物と飼い主様が少しでも元気に長生きして幸せでいてほしい。これはスタッフ一同の思いです。どんな小さなことでも気軽にお話しください。早期発見・早期治療が、一番優しい動物医療につながると信じています。
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犬猫別の入口、専用待合室と診療室を備えつつ、森の中のような環境でお待ちしています。往診も対応します。
予約診療制で時間をかけてじっくり対話し、飼い主様と動物の立場で診療することを大切にしています。
血液系疾患患者のための輸血外来を設置。腫瘍や慢性疾患等のセカンドオピニオンにも積極的に対応します。