救える命のために手を尽くす、供血犬のいる動物病院
血液系疾患患者のための輸血外来を設置。腫瘍や慢性疾患等のセカンドオピニオンにも積極的に対応します。
- クレア動物病院 大阪府大阪市天王寺区
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- 田中 誠悟 院長
目次
学生時代は循環器に興味を持ち、主に心臓外科について研究していました。卒業後は埼玉県の動物病院に勤務しながら、「どの分野でも診療できる獣医になりたい」と考えて、東京大学大学院付属動物医療センター外科系診療科にも在籍し、外科と画像診断(主にMRIとCT)の専門診療を学びました。また、眼科についても専門診療施設で勉強しています。その後に、沖縄県の二次診療も受け入れる病院に獣医長として赴任。沖縄県の病院を退職した後は、開業準備を進めながら日本大学大学院獣医内科学研究生として在籍し、循環器疾患(主に心臓外科)の研究をしていました。現在は、当時の研究室の教授が開院された横浜市のJASMINEどうぶつ循環器センターに研究員として籍をおき、心臓外科治療にも携わっています。
両親が転勤族だったため子どもの頃から引っ越しが多かったのですが、川崎に来て8年が経ち、今では武蔵新城が最も長く住んだ場所となりました。落ち着いていて住みやすく温かい雰囲気の、本当に良い地域です。
明るさと人の動きやすさにこだわりました。ガラス張りにしているのは、「外から院内が見えるようにする」という目的もありますが、「当院から溢れる光で、お店が少ないこの通りを少しでも明るくしたい」という思いもあります。
待合室は飼い主さんがリラックスできるよう広めに作り、妻のアイディアで北欧をイメージした内装にしました。
診察室は大小合わせて2部屋あります。超音波検査や眼科検査など診療内容と動物種によって使い分けています。また、ご家族様で来院された場合には、大人数で入れる第一診察室を使用しています。
「自分の家族や親戚に聞かれた時と同じように話す」ことを心がけています。獣医は一般的に「先生」と呼ばれていますが、だからと言って垣根を感じてもらいたくはないのです。「先生だから言いにくい」と一線を引くのではなく、一時的で良いので「家族の一員」に加えていただいてお話いただきたいと思います。私自身も率直に、できること、できないことをお伝えするようにしています。家族目線で私の知識や技術を提供しますので、遠慮なく相談してもらったうえで、その子にとってのベストを一緒に考えていきましょう。
初診時は特に長めの診察時間をいただいています。検査や診療方針の検討などで長引く場合には、ご了承をいただいて一度待合室に戻ってもらうこともあります。お待たせしてしまうことは心苦しいのですが、とにかく診察数をこなすことを優先して飼い主さんに不安を与えるようなことはしたくないと考えています。
ご家族と動物に対して「密に接する」病院でありたいと思っています。開院前に在籍した二次診療病院では、どうしても飼い主さんや動物との繋がりが薄くなってしまうと感じていました。それがきっかけで、「なんでも相談してもらえる病院にしよう」と決意して、当院を開業しました。
獣医師として目指しているのは専門性を持ったジェネラリスト。私たちはジェネラリストとして、様々な分野の学会や勉強会に参加をして勉強を続けています。ジェネラリストとしての知識や技術を活かしつつ、それぞれの獣医師が専門分野を持つようにすることで病院全体の医療レベルが上がると考えております。お休みをいただくことで患者さんにはご迷惑をおかけしますが、そこで得た知識や技術を使ってお返しをしていくつもりです。現在は、循環器、皮膚、眼科の分野で専門診療を行っています。
循環器診療では、僧帽弁閉鎖不全症のワンちゃんが多いですね。後天性心疾患で最も発生率の高い病気で、心臓にある弁の閉じが悪くなることで血液が逆流し、悪化すると肺水腫や心不全を引き起こします。治療には内科と外科があり、当院では内科的治療を行っています。内科的治療は、治す治療ではなく症状の進行を抑える治療です。一方、外科的治療は完治も見込めますが、麻酔をかけるリスクや術後の合併症、手術費用など考慮が必要です。外科的治療を希望される場合にはJASMINEどうぶつ循環器病センターを紹介しています。どちらかの治療を一方的に押し付けることはありませんので、複数の選択肢の中からベストな治療を一緒に考えていきたいと思っています。
病院に対して壁を作らず、気になることは何でも聞いてください。質問の中に、診察するうえで重要な情報が隠れていることもあります。また、不安なことを質問するだけで安心できるということもあるでしょう。ほとんどの病気では治療法が複数あり、どの治療を選択してもメリット、デメリットがあります。家庭環境も皆さんそれぞれ異なります。ですから、なるべく細かく質問をしていただくことで、より飼い主さんにあった治療をご提案することができるはずです。
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血液系疾患患者のための輸血外来を設置。腫瘍や慢性疾患等のセカンドオピニオンにも積極的に対応します。
ペットと長く楽しく過ごせる治療を選択するために、高度な機器と技術で消化器型リンパ腫を診断します。
ペットにも起こる、腎不全と心腎関連症候群。細やかに状態を把握し、適切な治療を行う必要があります。