さまざまな動物が来院することが最大の特徴です。犬猫が中心の病院が多いですが、当院では犬猫よりもウサギやフェレット、鳥などのエキゾチックアニマルの方が多く、県外から来院していただいている患者様もおられます。
子どものころから動物全般が大好きで、それが高じて「世界中の動物全部は難しくても、ペットショップにいる子は全て診られるようになりたい」と思っているうちに、さまざまな動物を診察できる獣医師を目指すようになりました。
その子の状態や病気、治療方法などをしっかりと説明し、飼い主様と動物にとって最善の治療を模索することです。ほとんどの動物は人間より寿命が短く、いつか死に直面することは避けられません。「なにもわからないまま亡くなった」「なにもしてあげられなかった」と飼い主様が後悔して、その子と過ごした楽しい思い出まで辛い記憶に変換してしまったら、飼い主様だけでなく可愛がられていた動物たちにとっても悲しいことです。ですから、病気のことを理解していただき、「この病気だからこの治療をしてあげた」「手術はしなくても痛みを減らすことができた」と、向き合えるようになるのが重要だと思います。
当院では最新の医療情報の提供を行い、だからと言って治療の押し付けはせず、最終的には飼い主様が「この子を飼っていて幸せ」「また動物を飼いたい」と思えるようにお手伝いをする、そんなことを心がけています。
先制医療は、病気を早期発見するための健康診断を重視し、その上で病気になる前に介入する医療です。「うちの子は元気だから健康診断は必要ない」と考える方もいるかと思いますが、その子の健康な状態を把握することこそが重要です。皆さんは自分の健康診断で、前回よりも数値が大きく変化したり正常値から外れたりして、経過観察・再検査となることがあるでしょう。一方、犬猫の血液検査の場合、基準値は存在しますが正常値はありません。さまざまな犬種や年齢が合わさったデータが基準値なので、基準値内であっても必ずしも正常とは言えないのです。そのため健康なときに健康診断を行い、その子だけの正常値を知ることが大切です。
先制医療はかかりつけ医でないとできません。健康な状態を知り経過を把握することで、病気の早期発見や発症を予見して健康寿命を延ばすことが、かかりつけ医の役目だと思います。
オズ動物病院
見落とさないための丁寧な診察。院長常駐で夜間診療にも対応している、清潔感あふれる動物病院です。
超音波は痛みのないリアルタイムの体内が分かる検査。診療の可視化で飼い主と三位一体の治療につなげます。
治療可能な病気はすべて治してあげたい。予防から内視鏡手術まで対応するホームドクターです。