上田 憲義院長 花咲く動物病院 | ドクターズインタビュー

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頼れる獣医が教える治療法 vol.006

うさぎの子宮腺癌とフェレットのインスリノーマ
腫瘍・がん
うさぎの子宮腺癌とフェレットのインスリノーマ
花咲く動物病院
上田 憲義院長
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飼い主さんのペットへの愛情に心打たれることも。それに全力で応えたい。

―上田先生は、開院前にエキゾチックアニマル専門の動物病院に勤務されていたそうですね。

大阪でエキゾチックアニマルの来院が多い動物病院に10年間勤務していました。勤務医時代に多種多様な動物種の症例を診たことで、それぞれの身体の特色や生態と習性、疾患と治療法を学びました。その経験を生かして、エキゾチックアニマルの診療ができる専門性の高い動物病院を開院しました。単に診療対象動物が手広いというだけではなく、当然、診療の質にもこだわっています。どの動物に対しても、的確な診断に基づく正しい治療を行うことで、飼い主さんの満足度の高い獣医療を提供したいと考えています。

―開院以来、遠方からも様々なエキゾチックアニマルの飼い主さんが多数来院されているということですが、花咲く動物病院ではどのようなペットを診療してもらえるのですか?

当院の診療動物は、犬、猫、フェレット、フェネック、ウサギ、モルモット、チンチラ、デグー、プレーリードック、ジリス、リス、ハムスター、モモンガ、ヤマネ、マウス、ラット、フクロモモンガ、ハリネズミ、小鳥、大型インコ類、オウム、猛禽その他鳥類、カメ、トカゲ、ヘビ、カエル、イモリ、サンショウウオ、魚類、その他特殊動物など、多岐にわたります。
エキゾチックアニマルの受け入れ可能な動物病院が少ないこともあり、飼い主さんからは、診療してもらえるようになって助かったと非常に喜んでいただいています。他の診療機関から専門病院として当院を紹介いただき来院される方や、以前の勤務先で担当していた方も大阪から足を運んでくださいます。それだけ当院に信頼を寄せていただいているとうれしく思います。

―想い出に残っている診療エピソードがあれば教えてください。

フェレットの飼い主さんでとても印象に残っている方がいます。フェレットがインスリノーマになると、家庭でのケアがとても大変なのですが、夜中2時間おきに起きてご飯をあげるなど手厚くケアされていました。目の下にクマを作って来院されるのですが、その看病ぶりには頭の下がる思いでした。
インスリノーマは慢性疾患なので、どんなに手を尽くしても最終的には悪くなります。残念ながら亡くなってしまう子も多いのですが、後日飼い主さんから感謝のお手紙を頂戴することもあり、私自身も少し救われたような気持ちになります。獣医療は、1件1件が真剣勝負でどのような治療にも全力で取り組まなければならないと感じます。大切な家族の一員として、懸命に看病される飼い主さんに接すると、自分自身も獣医師の原点に立ち返ることができます。

ドクターからのメッセージ上田 憲義院長

うさぎもフェレットも、トラブルを抱えてから治療を開始するよりも、初期のまだ元気な段階で治療を開始した方が、その後の治療成績もよく、病気の回復や術後の経過も良好であることは間違いありません。何か気になることがある場合やペットの様子がいつもと違うと感じたら、早めにエキゾチックアニマルの診察可能な動物病院を受診してください。

また、症状が出にくい疾患や異変に気づかないケースもありますので、特に不調が目に見えて表れていない場合も、ペットの健康維持のために定期健診を受けておくのが安心です。うさぎの子宮腺癌もフェレットのインスリノーマも健康診断で早期発見できる病気。当院では診療時間内の来院であれば、予約なしでも健診が可能です。いずれのペットも3歳までは半年に1回程度、4~5歳を過ぎたら3か月に1回程度の健康診断が理想的です。

うさぎの子宮腺癌とフェレットのインスリノーマ
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うさぎの子宮腺癌とフェレットのインスリノーマ

花咲く動物病院

場所
奈良県香芝市畑3丁目887−4 MAP
電話
0745-71-8739
診察動物
イヌ ネコ ウサギ ハムスター フェレット モルモット リス 鳥 両生類 爬虫類 魚
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 けが・その他

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