髙橋 誠之院長 ニュートン動物病院 | ドクターズインタビュー

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頼れる獣医が教える治療法 vol.005

整形疾患の内科的アプローチ
整形外科系疾患
整形疾患の内科的アプローチ
ニュートン動物病院
髙橋 誠之院長
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触診やエコー検査で症状を見極め、オーナーの方針決定をサポート

―では具体的に診療はどのように進んでいくのでしょうか?

オーナーさんが来られたら、まずじっくり患者さんの状況について伺います。いつ頃から、どういう状況なのか、元気や食欲、トイレなどで変化はないか、といった確認です。それから、治療方針についても伺います。検査をして、外科の場合と内科の場合、両方での治療内容やその後の予測、費用などをご説明し、選択肢をご提示します。しかし最後に治療内容を決めるのはオーナーさんにお任せします。動物はオーナーさんのご家族なので、私たちはご家族に寄り添い、その判断を尊重して、できる限りのことをしたいと考えています。

―診察はどのようなことをされますか?

まず、その子の動き、特に歩いている姿を観察します。オーナーさんからは普通に歩いているように見えても、足の動かし方や体重の乗せ方などで異常があればわかります。そして、さらに大切なのが、触診です。人間と違い、犬や猫は利き足がなく、基本的に左右対称に筋肉を使うとされています。しかし、痛みがあったり、ダメージが出ていたり、違和感があると気付かない程度に片方の足を使わなくなります。そうすると、必ず筋量が低下しますので、触診で筋肉の量や、前後左右のバランスなどを診断していきます。関節炎の兆候など、他にも触診で多くのことがわかります。

―検査機器も使われるのですか?

レントゲンや画像検査、CTやMRIでの検査も行いますが、私は整形疾患の検査にエコーを活用しています。エコーを使えば、関節や靱帯の状況などがわかります。膝の半月板や靭帯をエコーで評価して、症状が出る前のわずかな炎症やダメージを発見できれば、グルコサミンを与えるなどのケアで、靱帯断裂や半月板損傷といった大きなトラブルを回避できる可能性があります。CTやMRIも有効なのですが、今の時点では麻酔が必要です。そうすると、麻酔が難しい子や、麻酔を避けたいオーナーさんに対しては使いにくいですが、エコーはローラーのような機器を身体に当てるだけなので、身体への負担が少なく、短時間で終わりますし、費用負担も少なくて済みます。ただ、骨の変化はレントゲンの方が診断しやすいなど、機器によって適性がありますので、検査方法についても触診等での診断を見ながらご提案します。

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整形疾患の内科的アプローチ

ニュートン動物病院

場所
神奈川県横浜市 港南区上永谷2丁目11−1 MAP
電話
045-847-3405
診察動物
イヌ ネコ ウサギ ハムスター フェレット
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 けが・その他

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