亀山 康彦院長 亀山動物病院 | ドクターズインタビュー

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頼れる獣医が教える治療法 vol.026

犬の心臓病「僧帽弁閉鎖不全症」検査と治療
循環器系疾患
犬の心臓病「僧帽弁閉鎖不全症」検査と治療
亀山動物病院
亀山 康彦院長
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検査で的確な診断を。エコー画像で心臓の動き、血液の逆流の様子が見える

―検査を重視されているのですね。

的確な診断をする、たとえば、心臓のどこがどの程度悪いか、いつからどの薬を使うべきかを判断するためには検査が重要です。レントゲン検査では、心臓の大きさや形、気管支の圧迫がわかります。心臓自身の大きさ(VHS:胸骨心臓サイズ)や胸郭に対しての心臓の大きさ(CTR:心胸郭比)、動脈が拡張しているかを調べることで、右心、左心のどちらが悪くなっているかを判断できます。VHSやCTRの数値からもACE阻害薬や強心剤を使うべきかどうかの判断基準となります。レントゲン検査よりも詳細に心臓の状態がわかるのはエコー検査です。ほかにも血圧や心電図も測定します。すべて麻酔の必要がない非侵襲性の検査です。

―心臓のエコー検査(超音波検査)ではどのようなことがわかるのでしょうか?

血流量や壁の厚さ、心房、心室の大きさなどがわかります。僧帽弁は全身に血液を送る左心系の左心房と左心室の間にある弁で、この弁が完全に閉じなくなることで血液を送る効率が低下し、心臓の負担が増します。心臓への負担が増えると、心臓の部屋や血管など各部位の大きさや形が変化するのです。エコーは実際の心臓の動きがわかりますので、心臓がどれだけ広がり中の血液の何割を送り出せているか(FS: 左室内径短縮率、EF: 左室駆出率)も分かります。また、カラードプラ法という技術により血液の流れや速さを色分けして映すことで、飼い主さんにも逆流の様子を視覚的に理解してもらえるようになりました。

ドクターからのメッセージ亀山 康彦院長

心臓病は発症する子が多い身近な病気です。「症状がないからうちの子は元気」と思っていても、症状が出てからでは病気が進行していて命に関わる状態です。年に1回はワクチン接種やフィラリア予防の際に聴診をしてもらうようにしてください。聴診だけでも、心臓が悪いかどうかは分かります。聴診の回数を増やし早めに気づくことで、元気に過ごす時間を長くできます。当院では、病気を進行させない治療を実施しています。飼い主さんに分かりやすい説明を心がけていますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

犬の心臓病「僧帽弁閉鎖不全症」検査と治療
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犬の心臓病「僧帽弁閉鎖不全症」検査と治療

亀山動物病院

場所
神奈川県茅ヶ崎市香川2丁目20−13 MAP
電話
0467-52-9067
診察動物
イヌ ネコ ウサギ ハムスター フェレット
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気

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