当院は、犬と猫を専門に診察する動物病院です。診療時間が長く、火曜日と金曜日以外は毎日20時まで診療しています。また院内で対応できる診療の幅が広いことも特徴で、誤食や骨折などの早急な処置が必要なケースにも対応可能です。
私は日本獣医がん学会の獣医腫瘍科認定医ですので、がんが疑われる場合には院内で検査をして、診断がつけばそのまま外科手術や抗がん剤治療までご提案することができます。セカンドオピニオンも受け入れていますので、関東一円からペットを連れて受診する飼い主様がいらっしゃいます。
特に意識しているのは、飼い主様と信頼関係を構築することです。不安でいっぱいの状態で来院されることもありますので、気持ちを汲みながらペットの状態をご説明します。動物病院や獣医師に敷居の高さを感じないように「不安なことはないですか?」と率先して声をかけ、話しやすい雰囲気を作ることも大切です。病気が見つかり手術が必要となった場合は、複数の選択肢をメリットとデメリットとともにご紹介し、相談を重ねつつ選択していけるようサポートします。
予防医療を大切にし、病気の芽を早期に摘み取るのも常に心がけていることです。どんな病気も、発見が遅れ進行すると治療が困難になってしまいます。より多くのペットと飼い主様に幸せに暮らしていただくために、健康診断や予防医療も積極的に提案したいです。実際に、定期健診や診療時の身体診察がきっかけで病気が見つかり治療できたペットもいます。
環境の変化に敏感なネコちゃんにも快適に過ごしてもらえるように、猫専用の待合室と診察室を設けました。入院スペースも犬と猫で完全に分けていますので、ワンちゃんの声や匂いに緊張してしまうようなネコちゃんでも安心できることでしょう。
日本獣医がん学会が認定する獣医腫瘍科認定医を取得しています。この資格は、動物の腫瘍科症例に対して一定以上の知識と治療経験があって取得できるものです。そのため当院では、日常的な不調などの全般的な診療を行いつつ、がんに特化した診療にも重きをおいています。副院長も日本獣医腎泌尿器学会の認定医で、診断や治療方法について意見交換をしたり、最善の方法を一緒に考えたりしています。
当院の強みは、立場も専門性も異なるスタッフが各々のスキルを持ち寄ることで、病院全体でペットと飼い主様を支える力を生み出せる、という点にあります。こうした意識があるので、資格取得やセミナー参加などにもそれぞれが積極的に取り組み、研鑽に努めています。
設備は「検査の精度」と「治療における選択肢の数」に直結するので、できる限り充実させるように努めています。エコーやレントゲンなどは古いものだと見落としの原因になりうるため、導入時は特にこだわりました。猫の鼻腔内リンパ腫の検査や誤食時の異物摘出などに使える、外径が細い動物用の内視鏡も導入しています。ホルモン値や血液凝固系の項目を検査できる設備も導入し、「知りたいことをすぐに調べられる」環境が整ったので、様々な症状に対してスピーディーに対応できるようになりました。
また、歯科用レントゲンはペットの予防医療に役立っています。歯周病が全身の健康状態に関係するのは、ペットも人間と同様です。歯周病の進行度は目視のみで判断できないため、歯石の溜まり具合と一緒に、歯槽骨の状態を歯科用レントゲンでチェックすることで詳細に評価しています。
大好きな動物を救うために獣医師になり、当院を開きました。同じく動物が大好きな飼い主様の心に寄り添って、不安な気持ちを汲み取ることを大切にしながら日々診療しています。
「さっきの説明だとよくわからなかった」「こんなことを質問してもいいのかな」など、様々な気持ちを抱えている飼い主様がいらっしゃると思います。分からないことや困っていることがあれば、何でも聞いてください。皆様の大切な家族のことを一緒に考えましょう。
千葉中央どうぶつ病院
滋賀で数少ない総合臨床医、内科・外科認定医が複数在籍、質の高い獣医療を提供する3代続く動物病院です。
ペットは大切な家族の一員。予防医療から手術まで気兼ねなく相談できるホームドクターを目指します。
EBM(根拠に基づく医療)とNBM(対話による医療)を両立し、動物とご家族の気持ちに寄り添います。