診察だけでなく、コンサルティングを重視しています。生活環境や病気・ケガの原因を理解せずに治療しても再発を招いてしまいます。しっかりと話を伺ったうえで、生活全般の留意点を飼い主さんにご理解いただいています。
診療科目が多いのも特徴の一つです。病気はさまざまな要素が関連して発症するため、トータルな獣医学の知識が求められます。「さまざまな疾病に対応している」という意味を込めて、たくさんの診療科目を掲げました。
飼い主さんとのコミュニケーションと、ワンちゃんやネコちゃんに負担をかけないことを大切にしています。中学生の時に初めて犬を飼い、その時から獣医師になろうと決めました。今でも、獣医師と言うより「専門知識がある動物好き」が自分の子を診ている感覚です。
ワンちゃんやネコちゃんが苦しまないように、飼い主さんが悲しい思いをしないように、時には厳しいアドバイスもします。獣医師には病気やケガになった先が見えます。後悔しないために今すべきことを伝えるようにしています。
最近ではペットの高齢化が進んでいますが、若いうちに病気になったとしても、早期の治療により寿命を全うできる可能性が高まります。血液検査などで病気を発見できることが多いので、定期検診を勧めています。
治療方針は状況によって異なります。現在の獣医療で治療方法が確立されていない疾患の場合は、生活の質を向上させることがテーマとなります。獣医師が諦めてしまったら、そこで飼い主さんとその子の関係が終わってしまうので、我々も最後まで飼い主さんと一緒に何が出来るのかを模索し続けます。
病気を1としたら、0.5は手前の予防という意味です。子犬、子猫の頃から定期検診に通って、フィラリア症など身近で危険性の高い病気に対する知識をつけていただきます。高齢になるにしたがい病気にかかりやすくなるので、それを予防するための対応も必要です。
0.5次診療の必要性を広く知っていただくためには、飼い主さんとの接触頻度を高くすることが大切です。最新の情報を飼い主さんにお届けするためにスタッフも定期的にセミナーを受講し、フェイスブックでの情報発信や正しい食事管理の提唱など、啓発に力を注いできました。
アイリス犬猫病院
見落とさないための丁寧な診察。院長常駐で夜間診療にも対応している、清潔感あふれる動物病院です。
超音波は痛みのないリアルタイムの体内が分かる検査。診療の可視化で飼い主と三位一体の治療につなげます。
治療可能な病気はすべて治してあげたい。予防から内視鏡手術まで対応するホームドクターです。