鹿山 航院長 鹿山 真里獣医師 かやま動物病院 | ドクターズインタビュー

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街の頼れる獣医たち vol.018
かやま動物病院鹿山 航院長 鹿山 真里獣医師
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飼い主の目の前で治療を実施。病気を理解してもらうことが治療の第一歩

―診療の際に大事にされていることはありますか?

航院長:「飼い主さんに理解をしてもらうこと」「飼い主さんの目の前で治療を行うこと」の2つを大切にしています。一つ目の「理解」を大切にする理由は、たとえば自分や自分の子供が病気になったときに、「どんな病気なのか」「なぜこの薬を飲むのか」を単純に知りたいし、知らないことは気持ち悪いと感じるからです。また極端な話ですが、進行がゆるやかな病気で症状が急変して亡くなってしまった場合、理解が不足していると飼い主さんの心理的負担が大きくなってしまいます。心の準備をするためにも、慢性疾患の治療を続けてもらうためにも、病気を理解してもらうことが大切なのです。
真里先生:二つ目の「飼い主さんの目の前で治療を行う」のも同じ理由です。飼い主さんの目が届くところで処置をすることにより、少しでも飼い主さんの不安を解消したい。処置や顕微鏡・エコー画像を直接見てもらうことで、より理解を深めていただきたい。そのように考えて、診察室をこのような作りにしています。

―印象に残っているエピソードを教えてください。

航院長:転院でいらっしゃった頭部腫瘍の猫ちゃんが印象に残っています。他院では、麻酔をかけて頭部CTを撮らないと確定診断できない、仮に腫瘍が判明したとしても手術は難しい、とだけ言われていました。当院の診察でも、症状から頭部の腫瘍が考えられました。そこで、飼い主さんに状況を説明して今後の方針を相談し、CT検査や手術の根治治療をせずに、内服薬で対症療法の治療を進めることに決めました。その後、一時的には体調が持ち直したものの、他の部位にできた腫瘍が原因で亡くなってしまいましたが、飼い主さんからは「しっかりと思い出を残すことができたし、亡くなってしまったことも納得できた」というお言葉をいただきました。
検査や手術をどこまで行うかは飼い主さんによって考えが異なります。こちらが希望に添えない場合もありますが、できる限りご希望に沿った、その中で最大限の治療を行うようにしています。

―最後にメッセージをお願いします。

航院長:飼い主さんの疑問を解消できなければ検査も治療も進められないので、診察中の疑問も、本やインターネットで調べて疑問に思ったことも遠慮なくなんでも聞いてもらいたいと思います。飼い主さんが求めている情報は全力でお伝えしますし、些細な疑問の中に病気のヒントが隠されていることもあります。
飼い主さんに説明をして理解をしてもらうことが一次診療であるホームドクターの役割です。これからも飼い主さんに寄り添って診療をしていきたいと考えています。

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話を聞くことからはじまる診察、心に寄り添う動物病院を目指して

かやま動物病院

場所
神奈川県相模原市中央区富士見6丁目13−21 MAP
電話
042-707-1522
診察動物
イヌ ネコ
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 けが・その他

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