島﨑 博美院長 表参道ペットクリニック | ドクターズインタビュー

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街の頼れる獣医たち vol.017
表参道ペットクリニック島﨑 博美院長
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札幌市中央区、地下鉄西18丁目駅から徒歩5分の表参道ペットクリニックは、1993年の開院当時から西洋医学と伝統医学を組み合わせた統合医療による診療を特色としている。院内には、病院の思い出の子達をモチーフにした犬猫のイラストが飾られ、木目と白色で統一された室内には温もりが満ちている。院長の島﨑博美先生は伝統医学と薬草学の知識を合わせ、オーダーメイドの食事指導を行っている。中医学やアーユルヴェーダに代表される伝統医学では、「食事の好き嫌い」から体質を推測できるという。「自分の知識が飼い主様の役に立つことが嬉しい」と話す島﨑院長に、表参道ペットクリニックの特徴や伝統医学に基づいた治療についてお話を伺った。(取材日 2017年12月5日)

古来から伝わる伝統医学。問診から病気を推測、検査で確定させる

―表参道ペットクリニックの特徴を教えてください。

西洋医学と伝統医学を取り入れた、統合医療を実践しています。伝統医学とは、鍼灸や漢方に代表される中医学やインド発祥のアーユルヴェーダなど、西洋医学が発展する前から存在する、様々な国の医学の総称です。西洋医学と伝統医学を組み合わせることで治療の幅が広がり、相乗効果でさらに良い結果を生み出すこともできるのです。伝統医学的な視点から行う問診では、「食事の好み」や「夜の睡眠の質」といった話もその子の体質を知るための大きなヒントとなります。問診の段階である程度身体の状態を予測し、その予測を確認するために検査計画を立て、血液検査やレントゲン検査、エコー検査などを組み合わせます。病状によっては外科的治療を提案することもあります。栄養学的療法には特に力を入れており、腫瘍や内分泌系疾患、難治性の消化器症状の子が多く来院しています。

―伝統医学を取り入れたきっかけはありますか?

私自身が体調を崩したことがきっかけです。20年以上前ですが、皮膚が荒れて手を洗う時も痛みを我慢するほどでした。夜も眠りが浅くなるほどの痒みで、本当につらかったです。治療と並行して、食事で改善できないものかと色々探して伝統医学にたどり着き、「こんな世界があるのか」と本当に驚きました。
中国漢方から勉強をはじめ、現在は西洋ハーブ、アーユルヴェーダ、チベット医学と応用範囲を広げています。暑い国の伝統医学には、「温病」(体に籠もった熱で起こす体調の変化)に対する対処法があります。多様な症状に、少しでも提案できる治療を増やせるようにしていきたいと考えています。

―診察をする際に大切にしていることはありますか?

飼い主様の話をよく聴くことを大切にしています。病院は治療方針を相談し、院内で処置や薬の処方はできますが、ご家庭でのケアは飼い主様にしかできません。良い治療をするためには飼い主様と一緒に治療を進めていくことが大切なのだと、常に感じています。
また当院では、近隣の動物病院からの紹介症例も多く、予防や普段の治療はかかりつけ医で、伝統医学は当院で受けているという患者さんもいらっしゃいます。そのようなケースでは、治療の内容や飼い主様へのアドバイスをかかりつけの先生にもお伝えして、連携を密に診療を進めていきます。

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食の大切さを感じている飼い主様へ。犬猫にも伝統医学で治療を行う

表参道ペットクリニック

場所
北海道札幌市中央区北2条西17丁目1−11 MAP
電話
011-642-1001
診察動物
イヌ ネコ ウサギ ハムスター
診察領域
歯と口腔系疾患 眼科系疾患 皮膚系疾患 脳・神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 肝・胆・すい臓系疾患 腎・泌尿器系疾患 内分泌代謝系疾患 血液・免疫系疾患 筋肉系疾患 整形外科系疾患 耳系疾患 生殖器系疾患 感染症系疾患 寄生虫 腫瘍・がん 中毒 心の病気 東洋医学 けが・その他

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